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水をさばく

半夏白朮天麻湯はんげびゃくじゅつてんまとう

水はけの悪さからくる頭の重さ・ふらつきに。「さばく」と「補う」を一つにした処方。

半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)のイメージ

処方の骨格 ── 12

この処方に甘草は含まれません。

01この処方の考え方

東洋医学では、胃腸が弱ると余分な水(痰湿)がたまり、それが上に停滞すると頭重感やめまいになると考えます。半夏白朮天麻湯は、水をさばく半夏・白朮と、揺れを鎮める天麻を名前に掲げた処方で、「めまいは頭ではなく、おなかから立て直す」という発想がそのまま形になっています。

半夏・陳皮・茯苓・沢瀉が水をさばき、人参・黄耆・白朮が弱った胃腸を補い、天麻がふらつきを鎮める。乾姜も加わり、胃腸が弱くて冷えがあるタイプに合わせた設計です。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、めまいの痰湿中阻たんしつちゅうそ、頭痛の痰濁上擾たんだくじょうじょうの証で代表格として登場します。がっちりした熱タイプではなく、胃腸の弱さと冷えを背景にもつ頭重・ふらつきに向けて書いています。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

出典

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:苓桂朮甘湯りょうけいじゅつかんとう五苓散ごれいさん二陳湯にちんとう

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