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気を巡らせる

大柴胡湯だいさいことう

柴胡剤の「大」型。詰まりをほどきながら、大黄で下へ通す力もあわせ持つ処方。

大柴胡湯(だいさいことう)のイメージ

処方の骨格 ── 8

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。くわしくは下の「気をつけること」へ。

01この処方の考え方

柴胡剤のなかで「大」の字を与えられた処方です。気の詰まりをほどく柴胡・黄芩の骨格に、枳実・大黄という「下ろす」生薬を加えているのが特徴で、体格がしっかりした人の「張って、詰まって、出ない」という状態に使われてきました。

柴胡・黄芩が胸やわき腹の張りと熱をさばき、芍薬・枳実がひきつれと詰まりをゆるめ、大黄が下へ通す。半夏・生姜・大棗が胃を守ります。補う生薬(人参・甘草)をあえて抜いて攻めに寄せた、小柴胡湯との対比で語られてきた処方です。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、便秘の気秘きひの証で登場します。同じ気の詰まりでも、詰まりが中心なら四逆散しぎゃくさん、体格がよく張りと便秘が強ければこちら──という並びで書いています。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

出典

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:四逆散しぎゃくさん加味逍遙散かみしょうようさん柴胡加竜骨牡蛎湯さいこかりゅうこつぼれいとう

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