無料・3分症状から調べる
無料・3分症状から調べる

温める・腎を養う

安中散あんちゅうさん

「中(=おなか)を安んじる」。冷えて痛む胃を温める、市販胃腸薬にも生きる処方。

安中散(あんちゅうさん)のイメージ

処方の骨格 ── 7

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。甘草はほかの漢方・市販薬との重複に注意してください。

01この処方の考え方

名前の「中」は、おなか・胃のことです。約900年前の『和剤局方』に載る処方で、冷たい飲食や空腹でシクシク痛み、温めたり食べたりすると楽になるタイプの胃痛に使われてきました。荒れて炎症を起こした胃ではなく、冷えて動きが鈍った胃という見立てです。

桂皮・良姜・茴香と温める生薬が並び、延胡索が痛みに、牡蛎(カキの殻)が胃酸に対応する組み立てです。現代の市販胃腸薬にも配合され続けている、息の長い処方です。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、胃の不調のうち脾胃虚寒ひいきょかんの証で登場します。人参湯・六君子湯と並ぶ「温める側」の選択肢のなかで、痛みが前に出ているときに名前が挙がる処方として書いています。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

出典

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:人参湯にんじんとう六君子湯りっくんしとう

漢方薬事典の一覧へ戻る

START

この処方が合うかは、
証で変わります

いくつかの質問に答えると、あなたの不調を
東洋医学の視点から言葉にします。

無料・3分症状から調べる

会員登録・メールアドレスは不要です。回答内容はサーバーに保存していません。