RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 肩こり・首こり。東洋医学で調べると、こう考えられます
= 上がった熱が首肩に集まり、張りつめている状態
抑えきれない気の勢いが上へのぼり、首すじから後頭部を張らせている——イライラした日ほど強くなり、頭痛やのぼせをともなうこりと考えられます。

東洋医学では、感情の巡りを担う「肝」の勢い(陽)は、下のうるおいによって抑えられていると考えます。そのブレーキが弱ると、勢いは上へ向かいます。
あなたは、その勢いが首肩から頭にかけて集まっている状態。首すじから後頭部にかけて張りつめる・イライラした日に強くなる・のぼせや頭痛をともなうという形で出ます。気滞血瘀の「固まって動かない」こりと違い、張って熱を持っているのがこの証の質感です。
下でうるおいが減り、上で勢いだけが余って首肩を張らせる。この上下のアンバランスを 肝陽上亢 と呼びます。
肝陽上亢の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、肝陽上亢(かんようじょうこう)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの肩こり・首こりがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、上へ向かう勢いが強まる場面から。思い当たるものはありますか。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(肝陽上亢)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。
首の風池と、足の太衝。この証は局所だけで完結しません。

この証のこりは、局所の問題というより上下のバランスが崩れて上に集まりすぎている結果。首肩を強く揉むと、かえって頭痛やのぼせが増すことがあります。鍼灸では、上へ向かった勢いを下へ導く道筋をつくることを先に行います。なお、首肩の痛みについては、偽の鍼と比べて痛みの差は出なかったという報告があり、結論は定まっていません。体質の側から組み立てる選択肢のひとつ、という位置づけで考えてください。
通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。首の張り・頭痛の回数・のぼせの強さを書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし原因になっている環境が変わらないと戻りやすい証でもあるため、施術と並行して発散の手段を持つことが前提になります。院は強く揉むことを売りにしていないか、自律神経を含めて診てくれるかで選んでください。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「首すじが張り、イライラした日や寝不足で強くなる。頭痛やのぼせもある」。強く揉まれると頭痛が出やすいなら、それも最初に伝えてください。
突然の激しい首の痛みに頭痛や吐き気をともなう場合、腕のしびれや力の入らなさがある場合は、施術ではなく受診を優先してください。 血圧が高いと指摘されている方は、施術前に必ず伝えてください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
温めて発散させる風寒湿の処方とは、方向が正反対になります。

この証には「上へ向かう勢いを鎮める」「こもった熱を冷ます」を組み合わせた処方が使われてきました。温めて発散させる風寒湿の処方とは、方向がまったく逆になります。
上を鎮める方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。
熱を冷ます方向の処方は、冷えが強い方・体力が落ちている方・胃腸が弱い方には向かないことがあります。 強く冷やしすぎると、かえって肩が重くなったり、食欲が落ちたりすることもあります。長く飲み続けるものではないため、必ず定期的に相談先へ戻ってください。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「肝陽上亢タイプの肩こり・首こりと出た」。あわせて、血圧の値、頭痛やのぼせの頻度、飲酒量、いま飲んでいる薬・サプリ、妊娠・授乳の有無を伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。黄芩(おうごん)を含む処方(黄連解毒湯)では肝障害が知られ、漢方薬による間質性肺炎(発熱・から咳・息切れ)の報告もあります。山梔子(さんしし)を含む処方(黄連解毒湯)を長く飲み続けると、腸間膜静脈硬化症という腸の血管の障害が起こることがあります。全国調査(222例)では服用5年以上が92.6%を占め、20.8%が最終的に手術に至っていました。長期の連用は避け、定期的に見直してください。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
肝陽上亢という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「上げない、降ろす」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、夜のお酒をやめてみることから。この証にはこれがいちばん響きます。
食べ物・飲み物何を足すかより「何をやめるか」が響く証です。まず上げる材料の供給を止めます。
生活リズム熱を抱えたまま夜を迎えないこと。目の休息と発散の出口をつくるのが近道です。
ツボ上がったものを下へ導く位置にあるツボです。首肩は強く押さず、息を吐きながら軽く。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では気血両虚も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。