RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 動悸。東洋医学で調べると、こう考えられます
= 心を養う血が足りず、落ち着かなくなっている状態
心をなだめる材料である「血」が不足し、拍動が落ち着かない——夜や、ふと静かになった瞬間に胸がドキドキして、不安まで一緒に湧いてくる状態と考えられます。

東洋医学では、心は「血」に養われてはじめて落ち着くと考えます。血は栄養であると同時に、心を静める“おもり”のような役割を持つという見立てです。
あなたは、そのおもりが足りない状態。日中は紛れていても、夜や横になったとき、静かになった瞬間に動悸を感じるのがこの証の目印です。眠りが浅い・夢が多い・物忘れ・立ちくらみが一緒に出やすく、動悸に不安感がくっついてくるのも特徴です。
考えすぎは「脾」を弱らせ、血をつくれなくします。養われなくなった「心」が落ち着きを失う。これを 心脾両虚 と呼びます。
心血虚の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、心血虚(しんけっきょ)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの動悸がこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、血を「失った」か「つくれていない」かのどちらかです。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(心血虚)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。ただし先に循環器内科で心電図を、あわせて血液検査で貧血の有無を確かめてください。
施術者は手首の神門とともに、背中の脾兪を使います。

この証の動悸は「材料不足で心が落ち着けない」タイプ。鍼灸では、消化吸収を担う脾胃を助けて血をつくれる状態に戻し、そのうえで心を鎮める、という順番で組み立てます。心気虚が“力”の不足なら、こちらは“中身”の不足です。なお、動悸について鍼灸の系統的レビューは見当たりません。まず心臓の検査を受けることが先で、ここに書くのは「効くという根拠」ではなく、東洋医学が動悸をどう読むかという考え方です。
消耗を戻す方向のため、変化はゆるやかです。はじめの1〜2ヶ月は週1回通う組み立てが一般的です。通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。動悸・眠りの深さ・立ちくらみ・食欲を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。院は婦人科領域もあわせて診てくれるか、刺激量を調整してくれるかで選んでください。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「夜や静かなときに動悸がして、眠りも浅い。立ちくらみもある」。月経の量と周期、血液検査で貧血を指摘されたことがあるかも、あわせて伝えてください。
動悸は、心臓の病気や貧血が背景にあることがあります。まず循環器内科で心電図を、あわせて血液検査を受けてから施術を検討してください。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。施術後に強いだるさが続く場合は、続けずに院へご相談ください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
帰脾湯・加味帰脾湯。血を足す側から組まれています。

この証には「気を補う」「血を補う」「心を落ち着ける」を組み合わせた処方が使われてきました。余分を捌くのではなく足す方向なので、体力が落ちている方でも比較的続けやすいとされます。
補う方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「心血虚・心脾両虚タイプの動悸と出た」。あわせて、月経の量と周期、食欲・便通、健診で貧血を指摘されたことがあるか、いま飲んでいる薬を伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。山梔子(さんしし)を含む処方(加味帰脾湯)を長く飲み続けると、腸間膜静脈硬化症という腸の血管の障害が起こることがあります。全国調査(222例)では服用5年以上が92.6%を占め、20.8%が最終的に手術に至っていました。長期の連用は避け、定期的に見直してください。なお、麻黄(まおう)を含む処方(葛根湯・小青竜湯など)は、副作用として動悸を起こすことがあります。風邪や鼻炎で処方されているものがあれば、あわせて伝えてください。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
心血虚という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「つくって、ためる」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、朝ごはんを抜かず、たんぱく質を一品足すことから。
食べ物・飲み物血は食べたものからつくられます。色の濃い食材とたんぱく質を、温かい形で。
生活リズム血は夜、横になっている間に養われます。眠りを削らないことがそのまま養生です。
ツボ心を鎮め、血をつくる側を助けるとされるツボです。息を吐きながらゆっくり押します。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では心陰虚も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。