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RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 気分の落ち込み・イライラ。東洋医学で調べると、こう考えられます

痰気鬱結たんきうっけつ梅核気ばいかくき

滞った気と余分な水分が、のどに固まっている状態

行き場をなくした気が、余分な水分と結びついてのどに居座っている——検査では何も出ないのに、のどに何かがつかえて塞がる感じが続く状態と考えられます。

調べてわかったことSUMMARY
ひとことで気の滞りと余分な水分(痰)が結びつき、のどや胸に居座っている状態です。
からだの状態痰気鬱結たんきうっけつ ── 滞りに、さばけなかった水分が絡んでいます。
特徴的なサインのどのつかえ感気分が塞ぐ胸のつまり吐き気・胃の重さ
整える方向気を巡らせ、絡んだ水分を捌く。
01

いま、からだで起きていること

この証の目印は、のどに何かがつかえた感じです。飲み込めるし、食事も通る。けれど何かが引っかかっている——古典では、その感じを「梅の種がのどにある」と表現し、[[梅核気|ばいかくき]] と呼んできました。

東洋医学では、滞った気に、さばけなかった余分な水分(痰)が絡んだ状態と考えます。気分が塞ぐ・胸がつまる・ため息・吐き気が重なりやすく、耳鼻科で診てもらっても異常が見つからない、というのがよくある経過です。

のどに梅の種がある。飲み込めず、吐き出せない。この感じを 梅核気ばいかくき、その背景を 痰気鬱結たんきうっけつ と呼びます。

痰気鬱結の人に、よくあらわれるサイン

下にあげたのは、痰気鬱結たんきうっけつ)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの気分の落ち込み・イライラがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。

のどに何かがつかえた感じ(食事は通る)気分が塞ぐ・何をしても晴れない胸がつまる・息が浅いため息が多い吐き気・胃の重さ痰がからむ・咳払いが増えた緊張すると症状が強まる舌に白くねばる苔
02

なぜ、この状態に傾くのか

多くは、滞りと、水はけの悪さが重なったところから。

  1. 01抱え込んだ緊張・言えない気持ちこの証の土台は気の滞りです。人前で気を張り続ける時期に、のどの症状として出てくることがよくあります。
  2. 02冷たいもの・甘いもの・脂っこい食事さばききれなかった水分が停滞し、滞った気と絡み合います。
  3. 03湿度の高い環境・梅雨時外の湿気も体の停滞に影響すると考え、季節によって強く出ることがあります。
  4. 04早食い・不規則な食事消化の負担が続くと水はけが落ち、痰が生まれやすくなります。
  5. 05運動不足体を動かさないと気も水も動かず、そのままとどまります。
03

整えかた ── あなたに合うアプローチ

検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。

いま取れる方法は2つ。あなたの証(痰気鬱結たんきうっけつ)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。ただしのどの症状は、先に耳鼻咽喉科で診てもらってからにしてください。

01鍼灸院で施術を受ける

古典はこの感じを「のどの梅の種」と書きました。

鍼灸師がのどと一緒に触るのは、すねと胃のあたりです。

この証は、滞り(気)と停滞(痰)の二つが絡んだタイプ。鍼灸では、気の通り道を開くツボと、水分を捌くとされるツボを組み合わせます。のどを直接どうにかするというより、胸から胃にかけての詰まりをゆるめる方向です。なお、気分の不調については研究はあるものの、偽の鍼と比べた差はごく小さく、医療の代わりになるものではありません。治療を受けながら、体質の側を見る選択肢のひとつとして考えてください。

施術では、こんなことをします

  • のど・胸と、すねを組み合わせる天突てんとつ(のどの下)・膻中だんちゅう(胸の中央)・内関ないかんで詰まりをゆるめ、豊隆ほうりゅう(すねの外側)で水分の停滞を捌きます。
  • 胃腸もあわせて診られる痰は胃腸から生まれると考えるため、お腹の状態を診て中脘ちゅうかん足三里あしさんりが加わることがあります。
  • 1回40〜60分/5,000〜8,000円前後食事の内容と、症状が強くなる場面を細かく聞かれることが多い証です(自費)。

通う頻度と、院の選び方

通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。のどのつかえ感・胸のつまり・気分の塞ぎを書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし緊張が続く環境では戻りやすいため、施術と並行して気を抜ける時間を確保することが前提です。院は問診に時間をかけてくれるか胃腸の状態もあわせて診てくれるかで選んでください。

予約時に、こう伝えるとスムーズ「のどにつかえた感じが続く。耳鼻科では異常なしと言われた」。検査を受けた結果があれば、それを最初に伝えると方針が定まりやすくなります。

のどのつかえ感には、逆流性食道炎・甲状腺の腫れ・食道や咽頭の病気が隠れていることがあります。とくに固形物が飲み込みにくい、体重が減る、声がかれる場合は、先に耳鼻咽喉科・消化器内科を受診してください。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。

02漢方を相談する

検査で何も出ないことは、気のせいという意味ではありません。

東洋医学はこのつかえを、気と水が絡んだものとして扱ってきました。

この証には「気を巡らせる」「痰を捌く」を組み合わせた処方が使われてきました。のどのつかえ感に対して、古くから第一に挙げられてきた領域です。

この状態に使われてきた処方

半夏厚朴湯はんげこうぼくとう
この証の代表格。のどのつかえ感・気分の塞ぎ・吐き気が重なるときに、まず挙がる処方とされます。
柴朴湯さいぼくとう
上に加えて、胸脇の張りや緊張、咳や息苦しさをともなうときに。
香蘇散こうそさん
胃腸が弱く、気分が塞いで食欲も落ちているときの、おだやかな処方とされます。

相談先は、大きく2つ

  • 漢方薬局・漢方専門の薬剤師じっくり問診して証から組み立てます。種類の幅は広い一方、自費のため月1〜3万円程度かかることも。
  • 漢方にくわしい医師(保険診療)半夏厚朴湯・柴朴湯・香蘇散はいずれも保険適用のエキス製剤があります。耳鼻咽喉科や心療内科で処方されることもあります。

巡らせて捌く方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。そのうえで、続けるかどうかを見直してください。

相談時に、こう伝えるとスムーズ「痰気鬱結・梅核気タイプと出た」。耳鼻科や内科で受けた検査の結果、症状が強くなる場面、心療内科・精神科にかかっているか、飲んでいる薬をあわせて伝えてください。

ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。自己判断で、いま処方されている薬をやめないでください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。黄芩(おうごん)を含む処方(柴朴湯)では肝障害が知られ、漢方薬による間質性肺炎(発熱・から咳・息切れ)の報告もあります。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。

ここから先は、ひとりで抱えなくて大丈夫です

痰気鬱結という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。

  • 無料
  • 登録不要
  • しつこい営業はしません
  • 3営業日以内に返信
SELF CARE

相談先が決まるまで、今日からできること

キーワードは「巡らせて、水はけをよくする」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、息を長く吐く呼吸を、一日3回。のどと胸のこわばりは、呼吸から動きます。

食べ物・飲み物

香りで巡らせ、停滞を減らす

香りのある食材が気を巡らせ、水はけを助ける食材が停滞を減らすとされます。

  • とりたいしそ・しょうが・大根・みかんの皮・らっきょう・はと麦・きのこ・温かいスープ
  • 控えたい冷たい飲みもの・甘いもの・乳製品の取りすぎ・揚げ物・早食い・寝る前の食事
生活リズム

呼吸と体で、詰まりをほどく

この証は緊張で強まります。息を深くする時間と、体を動かす時間をセットで。

  • やりたい息を長く吐く呼吸を一日3回/20分歩く/首と肩をゆっくり回す/部屋の湿気を下げる
  • 控えたいのどを気にして何度も確かめる・咳払いを繰り返す・座りっぱなし・気を張り続ける予定
ツボ

胸とすねから、つかえをゆるめる

気を巡らせ、停滞を捌くとされるツボです。のどは強く押さず、胸から。

  • この証に膻中だんちゅう(胸の中央)・内関ないかん(手首の内側)・豊隆ほうりゅう(すねの外側)
ツボの位置と押し方を見る →
漢方

選択肢として、知っておく

気を巡らせ痰を捌く処方が、この状態には使われてきました。購入前に、まず何があるかだけ。

  • この証に半夏厚朴湯はんげこうぼくとう柴朴湯さいぼくとう香蘇散こうそさん
処方ごとの解説を見る →
04

この結果を読むときに

特定の院・特定の薬をすすめる立場ではありませんここに書いたのは「この証で選択肢に挙がりやすいもの」であり、あなたへの指定ではありません。同じ症状でも合うものは人によって変わり、合わない方もいます。
変化は、数週間〜数ヶ月かけて見るもの巡らせて捌く方向のため、比較的動きやすい証です。まず2週間、呼吸と食べ方を見直して「のどのつかえ感・胸のつまり・気分の塞ぎ」が動くかを観察してみてください。変化がない、あるいは飲み込みにくさが強まる場合は、様子を見ずに受診してください。
こんなときは、まず医療機関へ次のいずれかに当てはまる場合は、東洋医学より先に、心療内科・精神科へご相談ください。①「死にたい」「消えてしまいたい」という気持ちがある ②眠れず、食べられない日が2週間以上続いている ③日常生活が回らなくなっている ④のどのつかえや息苦しさに強い不安をともない、発作のように出る。 うつ病・不安障害(パニック症を含む)の可能性があります。あわせて、のどの症状そのものについても確認が必要です。 固形物が飲み込みにくい/体重が減る/声がかれる/首の腫れがある/血の混じった痰が出る場合は、耳鼻咽喉科・消化器内科を受診してください。逆流性食道炎、甲状腺の腫れ、食道や咽頭の病気が見つかることがあります。つらい気持ちを一人で抱えないでください。#いのちSOS(0120-061-338)はフリーダイヤル・無料で、毎日24時間つながります。よりそいホットライン(0120-279-338)もフリーダイヤル・無料の24時間対応です(福島県からは 0120-279-226、050で始まるIP電話からは 050-3655-0279)。こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)は、かけた場所の公的な相談機関につながる番号ですが、ナビダイヤルのため通話料がかかり、受付時間は都道府県・政令指定都市によって異なります(050で始まるIP電話からは接続できません)。電話が苦手なときは、厚生労働省「まもろうよ こころ」に案内されているSNS・チャットの相談窓口も使えます。すでに通院・服薬している方は、標準治療を続けながらご相談ください。自己判断で薬をやめないでください。 なお、ここに挙げたものがどれも当てはまらなくても、重い病気がないと確かめられたわけではありません。症状が続く、くり返す、だんだん悪くなるという場合は、そのつど医療機関にご相談ください。

※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。

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もうひとつの可能性も、読んでみませんか

今回の結果では心脾両虚しんぴりょうきょも候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。

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