RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 気分の落ち込み・イライラ。東洋医学で調べると、こう考えられます
= 気と血が足りず、心を支えきれなくなっている状態
考えすぎと疲れで気血を使い果たし、心を養う分が残っていない——イライラより先に、何をする気力もわかない状態と考えられます。

東洋医学では、心は「血」に養われてはじめて落ち着くと考えます。気分の安定は、心を支える材料があって成り立つものだという見方です。
あなたは、その材料が尽きた状態。怒る元気すら出ない・何をしても楽しくない・涙もろいという形で出るのがこの証です。肝気鬱結が「流れが止まっている」のに対し、こちらはそもそも中身が足りていない。疲れやすい・食が細い・眠りが浅い・物忘れが重なるのが目印です。
考えすぎは「脾」を弱らせ、材料をつくれなくします。養われなくなった「心」が落ち着きを失う。これを 心脾両虚 と呼びます。
心脾両虚の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、心脾両虚(しんぴりょうきょ)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの気分の落ち込み・イライラがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、気血を「使いすぎた」か「つくれていない」かのどちらかです。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(心脾両虚)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。ただし気力が落ちて日常生活が回らない状態なら、東洋医学より先に心療内科・精神科へご相談ください。
施術者が先に聞くのは、気分ではなく食欲と便通です。

この証の落ち込みは「高ぶって疲れている」のではなく「養う材料が足りない」もの。鍼灸では、消化吸収を担う脾胃のはたらきを助けて気血をつくれる状態に戻し、そのうえで心を落ち着ける、という順番で組み立てます。なお、気分の不調については研究はあるものの、偽の鍼と比べた差はごく小さく、医療の代わりになるものではありません。治療を受けながら、体質の側を見る選択肢のひとつとして考えてください。
消耗を戻す方向のため、変化はゆるやかです。はじめの1〜2ヶ月は週1回通う組み立てが一般的です。通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。気分・日中の疲れ方や食欲を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。院は体力の状態をふまえて刺激量を調整してくれるか、通院の負担が少ない場所かで選んでください。通うこと自体が負担になるなら、無理をしないでください。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「気力がわかず、疲れやすい。食も細く眠りも浅い」。刺激が強いと疲れが出やすいこと、心療内科にかかっているかどうかも、あわせて伝えてください。
気力が落ちて日常生活が回らない状態は、うつ病の可能性があります。鍼灸に通うより先に、心療内科・精神科での治療をご検討ください。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
涙が止まらないとき、この三味が使われてきました。

この証には「気を補う」「血を補う」「心を落ち着ける」を組み合わせた処方が使われてきました。足りないものを足す方向なので、体力が落ちている方でも比較的続けやすいとされます。
補う方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「心脾両虚タイプと出た」。食欲・便通・月経の状態に加えて、心療内科・精神科にかかっているか、抗うつ薬や睡眠薬を飲んでいるかを必ず伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。自己判断で、いま処方されている薬をやめないでください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。ここで挙げた甘麦大棗湯は、甘草を比較的多く含む処方です。山梔子(さんしし)を含む処方(加味帰脾湯)を長く飲み続けると、腸間膜静脈硬化症という腸の血管の障害が起こることがあります。全国調査(222例)では服用5年以上が92.6%を占め、20.8%が最終的に手術に至っていました。長期の連用は避け、定期的に見直してください。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
心脾両虚という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「つくって、ためる」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、朝ごはんを抜かず、温かいものを口に入れることから。頑張ることを増やさなくて大丈夫です。
食べ物・飲み物消化に負担をかけず、つくる力を助ける食べ方が向きます。少量でも、温かいものを。
生活リズムこの証で足りないのは休息そのもの。気分を上げようとするより、まず消耗を減らします。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では痰気鬱結も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。