RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 更年期の不調。東洋医学で調べると、こう考えられます
= 上と下の連携が切れて、動悸と不安が止まらない状態
うるおいの源である腎と、落ち着きをつかさどる心。その連携が切れて、上は熱く騒がしいのに下は冷えている——動悸と不安、眠れない夜が続く状態と考えられます。

東洋医学では、下にある「腎」の水が上へのぼって「心」の火を冷まし、心の火が下へ降りて腎を温める——この上下の行き来があってはじめて、心身が落ち着くと考えます。
更年期に腎の力が目減りすると、この行き来が途切れます。すると胸がどきどきする・理由のない不安がわく・寝つけないといった熱の症状が上に出るのに、足は冷えているという、ちぐはぐな状態になります。腎陰虚が「ほてり」中心なのに対して、この証は心の落ち着かなさが前に出るのが違いです。
うるおいの源である「腎」と、落ち着きをつかさどる「心」。その連携が切れた状態を 心腎不交 と呼びます。
心腎不交の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、心腎不交(しんじんふこう)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの更年期の不調がこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、土台の目減りに、心を消耗させる出来事が重なったときに出ます。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(心腎不交)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。ただし動悸が続く場合は、まず内科での確認を先に。
上と下を同時に扱う組み立てです。動悸が続いているなら、内科での確認が先です。

この証は、熱が多すぎるのでも冷えが強すぎるのでもなく、上下の行き来が途切れている状態。鍼灸では、心を鎮めるツボと腎を補うツボを組み合わせて、上に集まった熱を下へ導く方向で組み立てます。なお、更年期のほてりについては、偽の鍼と差がなく、ホルモン補充療法より劣ったという系統的レビューがあります。医療の代わりになるものではありません。体質の側から整える選択肢のひとつとして考えてください。
はじめは週1回通う組み立てが一般的です。通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。動悸の頻度・寝つくまでの時間・日中の落ち着きを書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。院は話をよく聞いてくれるか、刺激量を調整してくれるかが最優先。強い刺激を売りにする院は、この証には向きません。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「更年期の時期で、動悸と不安、眠れない状態が続いている」。刺激に敏感なので弱めにしてほしいと最初に伝えておくと安心です。内科で受けた心電図や血液検査の結果があれば、それも。
動悸が続く・脈が乱れる・胸の痛みや息切れをともなう場合は、鍼灸より先に内科(循環器内科)を受診してください。 不整脈、甲状腺機能の異常、貧血など、検査で分かる原因があります。「更年期だから」と決めてしまう前に、一度確認しておくのが安全です。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
牡蛎はカキの殻。驚きやすさに、古くから合わせて使われてきました。

この証には「うるおいを補う」「心を鎮める」を同時に行う処方が使われてきました。同じ更年期でも、ほてりが主役の腎陰虚とは、心を落ち着ける生薬が入る点で構成が変わります。
補う方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。
甘麦大棗湯は[[甘草|かんぞう]]を主薬とする処方です。 甘草を多く・長く摂ると、むくみ・血圧の上昇・手足の脱力・こむら返りといった偽アルドステロン症が起こることがあります。甘草は多くの漢方処方に含まれるため、複数の漢方を併用している方はとくに注意が必要です。むくみや血圧の変化に気づいたら、すぐ相談先に伝えてください。血圧の薬や利尿薬を飲んでいる方は、飲み始める前に必ずその旨を。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「心腎不交タイプの更年期の不調と出た」。動悸の頻度と続く時間、不安の度合い、睡眠の状況、いま飲んでいる漢方を含むすべての薬を伝えてください。甘草が重ならないよう、他の漢方の名前も忘れずに。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。同じ更年期の不調でも合う処方は体質で変わります。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。ここで挙げた甘麦大棗湯は、甘草を比較的多く含む処方です。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
心腎不交という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「上を静かに、下を温かく」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、夕方以降のカフェインをやめることから。動悸と寝つきに、いちばん早く響きます。
食べ物・飲み物刺激の強いものを減らし、うるおいと落ち着きを補うとされる食材を選びます。
生活リズム上の熱と下の冷えを同時に扱います。足を温めるだけで、上が静かになることがあります。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では肝鬱気滞も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。