RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 更年期の不調。東洋医学で調べると、こう考えられます
= 気の流れがせき止められ、感情が波打っている状態
巡るはずの気がとどこおり、感情の振れ幅がそのまま体に出ている——些細なことでイライラし、次の瞬間には落ち込み、のどにものが詰まった感じが取れない状態と考えられます。

東洋医学では、感情の巡りを担うのが「肝」だと考えます。肝はのびのびと流れているのが自然な状態で、抑え込まれると流れが止まり、行き場をなくした気が張りや痛み、感情の揺れとして表に出ます。
更年期は、体の土台が入れ替わる時期に、親の介護・子どもの独立・職場での立場の変化といった出来事が重なりやすい年代でもあります。気分の波が大きい・のどに何か詰まった感じがする・ため息が多いという形で出るなら、この証を考えます。ほてりよりも「日によって症状がまるで違う」のが目印です。
巡るはずの気がせき止められ、張りと感情の揺れになる。この状態を 肝鬱気滞 と呼びます。
肝鬱気滞の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、肝鬱気滞(かんうつきたい)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの更年期の不調がこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、感情を流せていないことから。抱えているものが増えていませんか。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(肝鬱気滞)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。ただし気分の落ち込みが強いときは、先に心療内科という選択肢を。
東洋医学はその振れ幅を、流れの詰まりとして読みます。

この証は、足りないから不調なのではなく、流れが止まっているために不調が出るタイプ。鍼灸では、止まった流れを開いて張りをゆるめることを先に行います。4つの証の中では、比較的早く変化を感じやすいとされます。なお、更年期のほてりについては、偽の鍼と差がなく、ホルモン補充療法より劣ったという系統的レビューがあります。医療の代わりになるものではありません。体質の側から整える選択肢のひとつとして考えてください。
通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。気分の波の大きさ・のどのつかえ・胸の張りを書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし原因になっている環境が変わらないと戻りやすい証でもあるため、施術と並行して気を抜く手段を持つことが前提になります。院は問診に時間をかけてくれるか、話をよく聞いてくれるかで選んでください。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「更年期の時期で、気分の波とのどのつかえがつらい」。心当たりのある出来事や、症状が強く出るタイミングを、話せる範囲で伝えておくと施術方針が定まりやすくなります。
気分の落ち込みが強く、日常生活が回らない状態のときは、鍼灸より先に心療内科・精神科をご検討ください。 更年期の時期はうつ病が重なりやすく、そちらの治療が要る状態を養生で粘るのは危険です。感じ方や合う・合わないには個人差があります。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
名前がよく挙がる処方だからこそ、半年ごとの見直しが要ります。

この証には「気の巡りを開く(理気)」を軸に、こもった熱を冷ますものや血を補うものを組み合わせた処方が使われてきました。更年期の相談でいちばん名前が挙がりやすい領域でもあります。
気を流す方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。そのうえで、続けるかどうかを必ず見直してください。
加味逍遙散には[[山梔子|さんしし]]が含まれます。 数年単位で漫然と飲み続けた場合に、腸間膜静脈硬化症という腸の血管の障害が報告されています。長く飲むほど安心という薬ではありません。「効いているから」で自己判断で続けず、少なくとも半年に一度は相談先に戻って見直してください。 腹痛・下痢・便秘が繰り返し出るときは、その時点で相談を。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「肝鬱気滞タイプの更年期の不調と出た」。症状が強く出るタイミング、気分の波の度合い、月経周期の乱れ方、いま飲んでいる薬(抗不安薬・睡眠薬を含む)をあわせて伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。同じ更年期の不調でも合う処方は体質で変わります。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。黄芩(おうごん)を含む処方(女神散)では肝障害が知られ、漢方薬による間質性肺炎(発熱・から咳・息切れ)の報告もあります。山梔子(さんしし)を含む処方(加味逍遙散)を長く飲み続けると、腸間膜静脈硬化症という腸の血管の障害が起こることがあります。全国調査(222例)では服用5年以上が92.6%を占め、20.8%が最終的に手術に至っていました。長期の連用は避け、定期的に見直してください。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
肝鬱気滞という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「ためない、流す」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、一日15分、誰の役にも立たない時間をつくることから。この証には、それが養生になります。
食べ物・飲み物この証では、栄養より「香り」が手がかりになります。食べる時間をゆっくり取ることも含めて。
生活リズムこの証で足りないのは、休みではなく「気を張らなくていい時間」です。予定として押さえます。
ツボ流れを開くとされるツボです。息を吐きながら、気持ちいい強さで押します。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では心腎不交も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。