RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 腰痛。東洋医学で調べると、こう考えられます
= 冷えと湿気が腰に居座り、重くこわばっている状態
冷たさと湿り気が腰の巡りをせき止め、動かしにくくしている——腰が重く冷たく、雨の日や寒い朝にはっきり悪くなる腰痛と考えられます。

東洋医学では、体の外から入り込んで不調を起こすものを「邪」と呼びます。腰痛にいちばん関わりが深いのが、冷たさの「寒」と、重く粘る「湿」の組み合わせです。
この二つが腰に居座ると、巡りがせき止められて腰が重く冷たく、板が張ったようにこわばる状態になります。天気が崩れる前や寒い朝にはっきり悪くなり、温めると楽になるのがこの証の目印。腎虚の腰痛と違い、横になって休んでも軽くなりにくいのも特徴です。
冷えと湿りが腰にとどまり、経絡の流れをふさぐ。この状態を 寒湿阻絡 と呼びます。
寒湿阻絡の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、寒湿阻絡(かんしつそらく)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの腰痛がこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、冷えと湿気にさらされた場面から。心当たりはありませんか。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(寒湿阻絡)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。
膝の裏の委中も、古くから腰に使われてきたツボです。

この証の腰痛は、支える力が足りないのではなく、外から入った冷えと湿りが居座って流れをふさいでいるタイプ。鍼灸では、腰を温めて滞りを動かし、こわばりをゆるめることを先に行います。4つの証のなかでは、比較的早く変化を感じやすいとされます。なお、腰痛は鍼灸の研究の蓄積が比較的ある領域で、海外の診療ガイドラインでも選択肢として触れられてきました。一方で、偽の鍼と比べた差は小さいという報告もあります。
通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。腰の重さ・こわばり・朝の動きにくさを書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし冷やす環境が続くかぎり戻りやすい証でもあるため、施術と並行して腰を冷やさない工夫が前提になります。院は灸や温熱の設備があるか、腰以外も含めて全身を診てくれるかで選んでください。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「腰が重く冷たい。雨の日や寒い朝に悪くなり、温めると楽になる」。悪化する天気や場面、冷やしやすい環境(床座り・冷房・屋外作業)をあわせて伝えると、原因の切り分けが早くなります。
感じ方や合う・合わないには個人差があります。施術後に強い痛みやだるさが続く場合は、続けずに院へご相談ください。低温やけどを避けるため、灸や温熱の熱さは我慢せずその場で伝えてください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
別名は腎着湯。腰の冷えと重さに、あてられてきました。

この証には「体を温める」「湿を捌く」を組み合わせた処方が使われてきました。うるおいを補う腎虚向けの処方とは逆に、余分な水分を減らす方向の構成になります。
温めて捌く方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。そのうえで、季節の変わり目もふまえて方針を見直してください。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「寒湿タイプの腰痛と出た」。天気による変化、冷房や床座りの有無、むくみやすさ、いま飲んでいる薬をあわせて伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。麻黄(まおう)を含む処方(五積散)は、副作用として動悸・不眠・頻脈・発汗過多・排尿障害が知られています。心臓の病気、高血圧、甲状腺の病気、排尿の問題がある方は必ず申告してください。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
寒湿阻絡という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「濡らさない、冷やさない」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、冷たい床やイスに直接座らないことから。この証には、これがいちばん響きます。
食べ物・飲み物体を温める薬味と、余分な水分を捌くとされる食材が向きます。温かい汁ものが基本です。
生活リズムこの証は環境の影響をはっきり受けます。冷えと湿りを断つだけで変わることがあります。
ツボ冷えと湿りを追い出すとされるツボです。押すより、カイロや温灸で温めるほうが向きます。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では湿熱蘊結も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。