RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 不眠。東洋医学で調べると、こう考えられます
= ためこんだ緊張が、熱に変わって暴れている状態
発散できなかったストレスが体の中で熱に変わり、上へ突き上げている——布団に入った瞬間に頭が回り出し、イライラして眠れない状態と考えられます。

東洋医学では、感情の巡りを担うのが「肝」だと考えます。肝はのびのびと流れているのが自然な状態で、抑え込まれると流れが止まり、行き場をなくした気が熱に変わります。
この熱が上へ突き上げると、頭がさえて眠れない、寝ても浅い、夢が多く目が覚めやすいという形になります。心腎不交の「うるおい不足で熱が抑えられない」熱とは違い、こちらは熱そのものが強いタイプです。
巡るはずの気がせき止められ、熱に変わって上へ昇る。この流れを 肝鬱化火 と呼びます。
肝鬱化火の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、肝鬱化火(かんうつけか)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの不眠がこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、感情を「流せていない」ことから。強い我慢が続いていませんか。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(肝鬱化火)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。
この証で鍼灸師が探すのは、ためたものの出口です。

この証の不眠は、足りないから眠れないのではなく、余っているものが暴れているために眠れないタイプ。鍼灸では、止まった流れを開いて熱の出口をつくることを先に行います。5つの証の中では、比較的早く変化を感じやすいとされます。なお、不眠と鍼灸の研究は数こそ多いのですが、主観的な眠りの質は良くなる一方、実際の睡眠時間は偽の鍼と変わらないという報告もあり、結論は定まっていません。体質の側から眠りを見直す選択肢のひとつ、という位置づけで考えてください。
通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。寝つくまでの時間とイライラの強さを書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし原因になっている環境が変わらないと戻りやすい証でもあるため、施術と並行して発散の手段を持つことが前提になります。院は問診に時間をかけてくれるか、回数と費用の見通しを先に示してくれるかで選んでください。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「イライラして寝つけない。布団に入ると考えごとが止まらない」。ストレスの心当たりがあれば、話せる範囲で伝えておくと施術方針が定まりやすくなります。
感じ方や合う・合わないには個人差があります。施術後に強い痛みやだるさが続く場合は、続けずに院へご相談ください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
熱を冷ますことと、巡りを開くことを同時に置く組み立てです。

この証には「熱を冷ます」「気の巡りを開く」を組み合わせた処方が使われてきました。補うのではなく余分を捌く方向なので、体力がある人向けの構成になりやすい領域です。
余分を捌く方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。ただし長く続けるものではないため、区切りを決めて相談先へ戻り、方針を見直してください。
熱を冷ます処方は、冷えが強い方・体力が落ちている方には向かないことがあります。強く冷やしすぎると、かえって不調が出ることもあります。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「肝鬱化火タイプの不眠と出た」。イライラの度合い、便通、月経前後の変化、飲酒量もあわせて伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。黄芩(おうごん)を含む処方(竜胆瀉肝湯)では肝障害が知られ、漢方薬による間質性肺炎(発熱・から咳・息切れ)の報告もあります。山梔子(さんしし)を含む処方(加味逍遙散・竜胆瀉肝湯)を長く飲み続けると、腸間膜静脈硬化症という腸の血管の障害が起こることがあります。全国調査(222例)では服用5年以上が92.6%を占め、20.8%が最終的に手術に至っていました。長期の連用は避け、定期的に見直してください。なお、麻黄(まおう)を含む処方(葛根湯・小青竜湯など)は、副作用として不眠を起こすことがあります。風邪や鼻炎で処方されているものがあれば、あわせて伝えてください。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
肝鬱化火という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「ためない、流す」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、夜のお酒をやめてみることから。この証には、ここがいちばん響きます。
食べ物・飲み物この証では、何を足すかより「何をやめるか」のほうが響きます。まず熱の供給を止めます。
生活リズム熱を抱えたまま布団に入らないこと。日中に発散の出口をつくるのが最短です。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では痰熱内擾も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。