RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 下痢。東洋医学で調べると、こう考えられます
= 緊張が腸に及んで、下してしまう状態
ストレスがかかると腹が痛み、そのまま下してしまう——出てしまえば痛みが和らぐ、緊張と結びついた下痢と考えられます。

東洋医学では、感情の巡りを担う「肝」が滞ると、その影響がまっすぐ消化を担う「脾」に及ぶと考えます。感情が胃腸に出る、という経験そのものを説明した見立てです。
あなたは、緊張が腸の動きを乱している状態。会議や試験、通勤の途中で腹が痛くなって下す・出してしまえば痛みが和らぐという形で出ます。休みの日には落ち着き、便秘と下痢を交互に繰り返すのがこの証の目印。西洋医学ではこの状態が過敏性腸症候群と診断されることも多く、まず検査で他の病気を除いてもらうのが順番として先になります。
滞った気は、まず胃腸に当たる。感情の緊張が腸を乱すこの状態を 肝気乗脾、あるいは 肝脾不和 と呼びます。
肝気乗脾の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、肝気乗脾(かんきじょうひ)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの下痢がこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、気を張り続ける環境から。腸だけを見ても動かない証です。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(肝気乗脾)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。
鍼灸は全身のこわばりから入ります。ただし過敏性腸症候群では、偽の鍼と差がなかったという系統的レビューがあります。

この証の下痢は、冷えでも炎症でもなく、緊張が腸の動きを乱しているタイプ。鍼灸では、こわばった全身の緊張をゆるめて、腸が過剰に反応しない状態に戻すことを先に行います。お腹だけを温めても動かないのがこの証で、全身の緊張をどう扱うかが分かれ目になります。なお、下痢(過敏性腸症候群)については、偽の鍼と比べて差がなかったという系統的レビューがあります。効果を見込む前提ではなく、体質の側から腸を見直す選択肢のひとつとして考えてください。
通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。下す回数・腹痛の強さ・外出前の不安・眠りの質を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし原因になっている環境が変わらないと戻りやすい証でもあるため、施術と並行して緊張をほどく手段を持つことが前提です。院は問診に時間をかけてくれるか、話をよく聞いてくれるかで選んでください。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「緊張すると腹が痛くなって下す。出すと落ち着く」。どんな場面で起こるか(通勤・会議・試験など)、便秘と下痢を繰り返すか、受けた検査とその結果、飲んでいる薬をあわせて伝えてください。
感じ方や合う・合わないには個人差があります。血便、発熱、夜中に目が覚めるほどの腹痛、体重減少をともなう場合は、ストレスのせいと決めつけず、施術より先に消化器内科を受診してください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
全般の改善には差がなく、下痢型の腹痛だけが動いた、という結果でした。

この証には「気の巡りを開く」「お腹の緊張をゆるめる」「腸を落ち着かせる」を組み合わせた処方が使われてきました。下痢止めで抑えるのではなく、過剰に反応している腸そのものをゆるめるという考え方の領域です。
巡りを開く方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「肝気乗脾タイプの下痢と出た」。症状が出る場面と時間帯、便秘と下痢を繰り返すか、腹痛が排便で和らぐか、受けた検査の結果、いま飲んでいる薬を伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
肝気乗脾という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「緊張をほどく」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、朝のコーヒーを白湯に替え、家を出る前に5分の余裕をつくることから。
食べ物・飲み物何が引き金かは人によって違います。1週間ほど記録をつけると、自分の地雷が見えてきます。
生活リズム「また下すかも」という緊張自体が引き金になります。逃げ道を用意すると、症状は軽くなります。
ツボ滞りを開くとされるツボです。息を吐きながら、ゆっくり押します。移動中にもできます。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では腎陽虚も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。