無料・3分もう一度調べる

RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 花粉症・アレルギー。東洋医学で調べると、こう考えられます

肺気虚はいききょ衛気不足えききぶそく

からだを守るバリアが薄く、外の刺激に反応しやすい状態

体表を覆って外からの刺激をはねのける力(衛気)が足りず、少しの花粉やほこりにも過剰に反応してしまう——季節に関係なく症状が出やすい状態と考えられます。

調べてわかったことSUMMARY
ひとことで体表を守る力(衛気)が不足し、外からの刺激に反応しやすくなっている状態です。
からだの状態衛気不足えききぶそく ── バリアが薄く、少しの刺激でも症状が出ます。
特徴的なサイン季節を問わず症状が出る風邪をひきやすい疲れやすい汗をかきやすい
整える方向守る力を底上げして、反応しにくい体に戻す。
01

いま、からだで起きていること

東洋医学では、体の表面をうすい膜のように覆って外からの刺激を防いでいる力を「衛気(えき)」と呼びます。この衛気をつくって全身にめぐらせているのが「」で、肺は鼻・のど・皮膚とひとつながりのものと考えられています。

あなたは、この衛気が足りない状態。バリアが薄いために、同じ量の花粉を浴びても人より強く反応する・季節に関係なく鼻が出る・風邪をひきやすいという形になります。症状そのものより、反応してしまう側の体の弱さが問題になっているタイプです。4証のなかで、いちばん体質寄りの状態といえます。

体表を守る「衛気えき」をつくるのは「はい」。その力が細くなった状態を 肺気虚はいききょ と呼びます。

肺気虚の人に、よくあらわれるサイン

下にあげたのは、肺気虚はいききょ)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの花粉症・アレルギーがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。

季節を問わず鼻の症状が出る朝いちばんのくしゃみ・鼻水風邪をひきやすい・治りにくい疲れやすい・声に力がない動かなくても汗をかく冷たい風や気温差で症状が出る皮膚が弱い・乾燥しやすい息切れしやすい舌の色が淡い
02

なぜ、この状態に傾くのか

多くは、守る力をつくれていないか、削ってしまっているかのどちらかです。

  1. 01睡眠不足・不規則な生活衛気は日中に体表をめぐり、夜は体の内側に戻って補充されると考えます。眠らない時間が長いほど、翌日の守りが薄くなります。
  2. 02疲れが抜けないまま働き続けている気の総量が減ると、まず外を守る側から削られます。忙しい時期に症状が強く出るのはこのためと考えます。
  3. 03食が細い・冷たいものが多い衛気の材料は食べたものからつくられます。胃腸が動いていないと、守る力もつくれません。
  4. 04汗をかきすぎる・薄着で冷やす汗とともに衛気は漏れると考えます。運動後に冷えたまま過ごすのは、この証にはよくありません。
  5. 05子どものころから体が弱い生まれつき肺の力が細い体質もあると考えます。長い時間をかけて底上げしていく対象になります。
03

整えかた ── あなたに合うアプローチ

検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。

いま取れる方法は2つ。あなたの証(肺気虚はいききょ)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。いずれも、耳鼻科での治療をやめて置き換えるものではありません。

01鍼灸院で施術を受ける

症状が激しい最中ではなく、何も出ていない時期に通います。

鍼灸師が主に使うのは鼻ではなく、背中の肺兪です。

この証は、いま出ている鼻水を止めることより、反応してしまう側の体を底上げすることが主眼になります。そのため鍼灸でも、症状が激しい最中より、花粉が飛び始める2〜3ヶ月前から通い始める組み立てが一般的です。なお、花粉症については、米国の耳鼻科学会が選択肢として提示してよいとする一方、アレルギー学会は推奨も否推奨もできないとしており、専門家のあいだで評価が分かれています。薬の代わりになるものではありません。

施術では、こんなことをします

  • 背中と足のツボで、守る力を底上げする肺兪はいゆ(背中)・足三里あしさんり(膝の下)など、気をつくり守る力を高めるとされるツボが中心。鼻の迎香げいこうは、あくまで補助として使われます。
  • 灸を併用することが多い補う方向の証のため、温めるお灸が向きます。熱をもった風熱タイプとは、ここが逆になります。
  • 1回40〜60分/5,000〜8,000円前後症状の出る季節・時間帯、風邪のひきやすさ、汗のかき方を聞かれます。アレルギー検査の結果があると話が早くなります(自費)。

通う頻度と、院の選び方

底上げの方向のため、変化はゆるやかです。シーズンの前から通い始める組み立てが一般的です。通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。症状の強さ・風邪のひきにくさ・疲れ方を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。院はアレルギー・鼻炎の実績を掲げているかシーズン前からの通院計画を示してくれるかで選んでください。飛散のピークだけ通って判断するのは、この証には向きません。

予約時に、こう伝えるとスムーズ「花粉症で、季節に関係なく鼻が出る。疲れやすく風邪もひきやすい。シーズン前から準備したい」。アレルギー検査の結果、いま飲んでいる抗ヒスタミン薬の名前も伝えてください。

息苦しさや喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)がある場合は、鍼灸より先に呼吸器内科・アレルギー科を受診してください。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。施術後に強い痛みやだるさが続く場合は、続けずに院へご相談ください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。

02漢方を相談する

玉屏風散の名は、体の表に屏風を立てると読みます。

症状の出ていない時期に続けて飲む、と説明されることがあります。

この証には「気を補う」「体表を固める」を組み合わせた処方が使われてきました。症状が出てから飲むというより、症状のない時期に続けて土台を変えるという使い方をされることが多い領域です。

この状態に使われてきた処方

玉屏風散ぎょくへいふうさん
名前のとおり「体表に屏風を立てる」という発想の処方。汗をかきやすい・風邪をひきやすい・季節を問わず鼻が出るときに挙がります。
補中益気湯ほちゅうえっきとう
疲れやすさ・食の細さ・声に力がないといった、全体の消耗が前に出ているときに。
黄耆建中湯おうぎけんちゅうとう
もともと体が弱く、疲れやすい方の底上げに用いられてきました。

相談先は、大きく2つ

  • 漢方薬局・漢方専門の薬剤師じっくり問診して証から組み立てます。玉屏風散のように保険適用のエキス製剤がない処方も扱えます。自費のため月1〜3万円程度かかることも。
  • 漢方にくわしい医師(保険診療)補中益気湯・黄耆建中湯は保険適用のエキス製剤があります。耳鼻科で処方される抗アレルギー薬と併用しながら相談できるのが利点です。

補う方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。

相談時に、こう伝えるとスムーズ「肺気虚・衛気不足タイプの花粉症と出た」。症状が出る季節と時間帯、アレルギー検査の結果、いま飲んでいる抗ヒスタミン薬や点鼻薬の名前、妊娠・授乳の有無を必ず伝えてください。

ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。同じ花粉症でも合う処方は体質で変わります。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。

ここから先は、ひとりで抱えなくて大丈夫です

肺気虚という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。

  • 無料
  • 登録不要
  • しつこい営業はしません
  • 3営業日以内に返信
SELF CARE

相談先が決まるまで、今日からできること

キーワードは「守る力を、シーズン前に貯めておく」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、症状のない時期こそ、睡眠時間を削らないことから。

食べ物・飲み物

気の材料を、こまめに入れる

守る力は食べたものからつくられます。胃腸に負担をかけない食べ方が土台になります。

  • とりたい米・いも類・かぼちゃ・鶏肉・きのこ・なつめ・ねぎ・しょうが・温かい汁もの
  • 控えたい冷たい飲みもの・生野菜ばかりの食事・欠食・甘いものの食べすぎ・お酒
生活リズム

バリアを、削らない

この証で足りないのは体力そのもの。物理的に花粉を減らす工夫と、両方を組み合わせます。

  • やりたい睡眠を優先する/首まわりを冷やさない/帰宅時に上着を払う・洗顔とうがい/室内の換気と加湿
  • 控えたい汗をかいたまま冷える/薄着で寝る/シーズン中の徹夜・過労/マスクなしの外出
ツボ

背中と足から、守りを固める

気を補うとされるツボです。押すよりも、温める使い方が向きます。

  • この証に肺兪はいゆ(背中・肩甲骨の内側)・足三里あしさんり(膝の下)・迎香げいこう(小鼻のわき)
ツボの位置と押し方を見る →
漢方

選択肢として、知っておく

守る力を底上げする処方が、この状態には使われてきました。購入前に、まず何があるかだけ。

  • この証に玉屏風散ぎょくへいふうさん補中益気湯ほちゅうえっきとう黄耆建中湯おうぎけんちゅうとう
処方ごとの解説を見る →
04

この結果を読むときに

特定の院・特定の薬をすすめる立場ではありませんここに書いたのは「この証で選択肢に挙がりやすいもの」であり、あなたへの指定ではありません。同じ症状でも合うものは人によって変わり、合わない方もいます。
変化は、数週間〜数ヶ月かけて見るもの底上げの方向のため、その季節のうちに結論は出ません。まず1ヶ月、睡眠と食事を見直して「風邪のひきやすさ・疲れ方・朝のくしゃみ」が動くかを観察し、次のシーズンとの比較で判断してみてください。
こんなときは、まず医療機関へ呼吸が苦しい/全身にじんましんが広がる/唇・舌・のどが腫れる/急に血の気が引いて意識がもうろうとする。これらが重なって起きているときは、アナフィラキシーの可能性があります。ためらわず救急車(119番)を呼んでください。 食べ物・薬・ハチに刺されたあとに始まった場合は、とくに緊急です。エピペン(アドレナリン自己注射)を処方されている方は、迷う前に使ってください。命に関わる状態で、東洋医学の出番はありません。また、ゼーゼー・ヒューヒューという音(喘鳴)がする、横になると息が苦しい、夜中や明け方に咳き込んで目が覚める——これらは気管支喘息の可能性があります。喘息は放置すると気道そのものが硬く変化していく病気で、呼吸器内科・アレルギー科での治療が必要です。市販薬や養生で粘る対象ではありません。そして、スギ花粉やダニのアレルギーには「舌下免疫療法」という選択肢があります。 日本ではスギ花粉症に対して2014年から、ダニによる通年性アレルギー性鼻炎に対して2015年から始まった治療で、毎日少しずつアレルゲンを取り込み、維持量の投与を一般に3〜5年続けます。薬でおさえきれず生活に支障が出ている方は、耳鼻咽喉科やアレルギー科で相談できます(重症の喘息がある方は受けられません)。抗ヒスタミン薬・点鼻薬・点眼薬も含めて、標準治療をやめる必要はまったくありません。東洋医学は、それらと並べて考える選択肢のひとつです。この証は「シーズンオフに体を整える」タイプにあたるため、舌下免疫療法と考え方が近い領域です。 どちらを選ぶかではなく、まず耳鼻咽喉科で治療の選択肢を聞いたうえで、東洋医学を並行するかを決めてください。標準治療を受けている方は、続けながらご相談ください。 なお、ここに挙げたものがどれも当てはまらなくても、重い病気がないと確かめられたわけではありません。症状が続く、くり返す、だんだん悪くなるという場合は、そのつど医療機関にご相談ください。

※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。

NEXT

もうひとつの可能性も、読んでみませんか

今回の結果では風寒ふうかんも候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。

別の不調を調べる →