RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 花粉症・アレルギー。東洋医学で調べると、こう考えられます
= からだを守るバリアが薄く、外の刺激に反応しやすい状態
体表を覆って外からの刺激をはねのける力(衛気)が足りず、少しの花粉やほこりにも過剰に反応してしまう——季節に関係なく症状が出やすい状態と考えられます。

東洋医学では、体の表面をうすい膜のように覆って外からの刺激を防いでいる力を「衛気(えき)」と呼びます。この衛気をつくって全身にめぐらせているのが「肺」で、肺は鼻・のど・皮膚とひとつながりのものと考えられています。
あなたは、この衛気が足りない状態。バリアが薄いために、同じ量の花粉を浴びても人より強く反応する・季節に関係なく鼻が出る・風邪をひきやすいという形になります。症状そのものより、反応してしまう側の体の弱さが問題になっているタイプです。4証のなかで、いちばん体質寄りの状態といえます。
体表を守る「衛気」をつくるのは「肺」。その力が細くなった状態を 肺気虚 と呼びます。
肺気虚の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、肺気虚(はいききょ)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの花粉症・アレルギーがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、守る力をつくれていないか、削ってしまっているかのどちらかです。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(肺気虚)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。いずれも、耳鼻科での治療をやめて置き換えるものではありません。
鍼灸師が主に使うのは鼻ではなく、背中の肺兪です。

この証は、いま出ている鼻水を止めることより、反応してしまう側の体を底上げすることが主眼になります。そのため鍼灸でも、症状が激しい最中より、花粉が飛び始める2〜3ヶ月前から通い始める組み立てが一般的です。なお、花粉症については、米国の耳鼻科学会が選択肢として提示してよいとする一方、アレルギー学会は推奨も否推奨もできないとしており、専門家のあいだで評価が分かれています。薬の代わりになるものではありません。
底上げの方向のため、変化はゆるやかです。シーズンの前から通い始める組み立てが一般的です。通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。症状の強さ・風邪のひきにくさ・疲れ方を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。院はアレルギー・鼻炎の実績を掲げているか、シーズン前からの通院計画を示してくれるかで選んでください。飛散のピークだけ通って判断するのは、この証には向きません。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「花粉症で、季節に関係なく鼻が出る。疲れやすく風邪もひきやすい。シーズン前から準備したい」。アレルギー検査の結果、いま飲んでいる抗ヒスタミン薬の名前も伝えてください。
息苦しさや喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)がある場合は、鍼灸より先に呼吸器内科・アレルギー科を受診してください。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。施術後に強い痛みやだるさが続く場合は、続けずに院へご相談ください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
症状の出ていない時期に続けて飲む、と説明されることがあります。

この証には「気を補う」「体表を固める」を組み合わせた処方が使われてきました。症状が出てから飲むというより、症状のない時期に続けて土台を変えるという使い方をされることが多い領域です。
補う方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「肺気虚・衛気不足タイプの花粉症と出た」。症状が出る季節と時間帯、アレルギー検査の結果、いま飲んでいる抗ヒスタミン薬や点鼻薬の名前、妊娠・授乳の有無を必ず伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。同じ花粉症でも合う処方は体質で変わります。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
肺気虚という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「守る力を、シーズン前に貯めておく」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、症状のない時期こそ、睡眠時間を削らないことから。
食べ物・飲み物守る力は食べたものからつくられます。胃腸に負担をかけない食べ方が土台になります。
生活リズムこの証で足りないのは体力そのもの。物理的に花粉を減らす工夫と、両方を組み合わせます。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では風寒も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。