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心を鎮める・養う

天麻鉤藤飲てんまこうとういん

高ぶりを鎮めながら、下を養い、眠りを支える。めまい・頭痛に向けた中医の処方。

天麻鉤藤飲(てんまこうとういん)のイメージ

処方の骨格 ── 11

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。くわしくは下の「気をつけること」へ。

01この処方の考え方

ふわふわ揺れるめまい、頭痛、耳鳴り、顔の赤み──東洋医学はこれを、肝の高ぶりが上へ突き上げた状態と見ます。天麻鉤藤飲は、その高ぶりを天麻・釣藤鈎・石決明(アワビの殻)で鎮める、中医学で広く使われてきた処方です。

特徴は、鎮めるだけで終わらないこと。杜仲・桑寄生が下(肝腎)を養い、夜交藤・茯神が眠りを支え、山梔子・黄芩が熱を冷ます。上を鎮め、下を養い、夜を整えるという三方向の設計です。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、めまいのうち肝陽上亢かんようじょうこうの証の代表として登場します。釣藤散・抑肝散と並ぶ「高ぶりを鎮める」側の処方です。日本では医療用エキス製剤がなく、取り扱いのある漢方薬局・医療機関での相談になります。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:釣藤散ちょうとうさん抑肝散よくかんさん竜胆瀉肝湯りゅうたんしゃかんとう

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この処方が合うかは、
証で変わります

いくつかの質問に答えると、あなたの不調を
東洋医学の視点から言葉にします。

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