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温める・腎を養う

四神丸ししんがん

明け方の下痢(五更泄瀉)に名指しで使われてきた、腎を温める処方。

四神丸(ししんがん)のイメージ

処方の骨格 ── 6

この処方に甘草は含まれません。

01この処方の考え方

東洋医学では、明け方に決まって腹が下る状態を五更泄瀉ごこうせっしゃと呼び、体の火の元(腎の陽気)が衰えたサインと見立てます。四神丸は、この「時間帯に名前のついた下痢」への処方として古くから使われてきました。「四神」は、主役4味を神になぞらえた呼び名です。

補骨脂が腎を温めて火を足し、肉豆蔻が腸を温めて締め、呉茱萸が冷えを散らし、五味子が締めくくる。温めて、締める──冷やして止める下痢止めとは正反対の骨格です。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、下痢の腎陽虚じんようきょ五更泄瀉ごこうせっしゃ)の証で登場します。明け方という時間帯の特徴が、この処方が選ばれてきた最大の手がかりです。日本には医療用エキス製剤がないため、取り扱いのある漢方薬局・医療機関で相談してください。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:真武湯しんぶとう八味地黄丸はちみじおうがん人参湯にんじんとう

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この処方が合うかは、
証で変わります

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