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熱を冷ます

清上防風湯せいじょうぼうふうとう

「上(=顔・頭)を清める」の名のとおり、顔にのぼった熱を冷ます処方。

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)のイメージ

処方の骨格 ── 12

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。甘草はほかの漢方・市販薬との重複に注意してください。

01この処方の考え方

処方名は「上を清める、防風の処方」。東洋医学では、余分な熱は上へのぼる性質があると考え、顔の赤みや赤いにきび・首から上の炎症を上にたまった熱と読みます。清上防風湯は、その熱を冷まして散らす方向で組まれ、若い人の赤ら顔・にきびに使われてきました。

黄連・黄芩・山梔子が熱を冷まし、荊芥・防風・薄荷・白芷が顔まわりの「風熱」を散らし、桔梗・枳実が膿と詰まりをさばく。冷やす生薬と散らす生薬の二段構えです。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、肌荒れの血熱けつねつの証で登場します。全身の熱を冷ます黄連解毒湯おうれんげどくとうに対し、こちらは「顔から上」に的を絞った処方として書いています。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

出典

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:黄連解毒湯おうれんげどくとう温清飲うんせいいん荊芥連翹湯けいがいれんぎょうとう

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