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温める・腎を養う

麻黄附子細辛湯まおうぶしさいしんとう

麻黄・附子・細辛の3味だけ。冷えた体の、水っぽい鼻水やぞくぞくするかぜの処方。

麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)のイメージ

処方の骨格 ── 3

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。くわしくは下の「気をつけること」へ。

01この処方の考え方

温める生薬の代表格・附子に、発散させる麻黄、体の奥の冷えた水を散らす細辛。わずか3味の構成は、「冷えている人が、冷えにやられた」状態への最短ルートとして設計されています。体力のない人や高齢の方の、ぞくぞくするかぜ・水っぽい鼻水に使われてきました。

麻黄が体の表面から発散させ、附子が芯から温めて支え、細辛が冷えた水を散らす。「発散」と「温め」を同時に行うこの組み合わせは、古典『傷寒論』のなかでも特徴的な設計とされています。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、花粉症・アレルギーの風寒ふうかんの証で登場します。同じ冷えタイプの鼻水に使われる小青竜湯しょうせいりゅうとうより、さらに冷えと体力の低下が深いときの選択肢として書いています。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

出典

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:小青竜湯しょうせいりゅうとう葛根湯かっこんとう真武湯しんぶとう

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