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血にはたらく

芎帰膠艾湯きゅうききょうがいとう

血を養いながら、出血を止める方向へ。川芎・当帰・阿膠・艾葉が名前になった処方。

芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)のイメージ

処方の骨格 ── 7

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。甘草はほかの漢方・市販薬との重複に注意してください。

01この処方の考え方

処方名は、構成生薬の川芎・当帰・阿膠・艾葉から一文字ずつ取ったものです。経血量が多い、出血がだらだら続く、そのせいで顔色が冴えない──東洋医学はこれを血が漏れ出て、さらに足りなくなる悪循環と見て、「止めながら補う」この処方を当ててきました。約1800年前の『金匱要略』由来です。

骨格は、血を養う基本方・四物湯(当帰・芍薬・川芎・地黄)に、阿膠(ゼラチン質の生薬)と艾葉(ヨモギ)という止血側の2味を足した形です。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、生理の悩みのうち気血両虚きけつりょうきょの証で登場します。当帰芍薬散・十全大補湯と並べて、経血量の多さと貧血傾向が重なる文脈で書いています。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

出典

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:四物湯しもつとう当帰芍薬散とうきしゃくやくさん十全大補湯じゅうぜんたいほとう

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