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温める・腎を養う

独活寄生湯どっかつきせいとう

払いながら、補う。長引く腰と膝の痛みに向けた、約1400年前の15味の処方。

独活寄生湯(どっかつきせいとう)のイメージ

処方の骨格 ── 15

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。甘草はほかの漢方・市販薬との重複に注意してください。

01この処方の考え方

唐代の『備急千金要方』に載る処方です。冷えと湿りによる痛みが長引くと、体はその間に消耗していく──だから邪を払う生薬と、肝腎(足腰の土台)を補う生薬を同居させる。急性期の処方とは違う、長期戦を前提にした設計です。

独活・防風・秦艽・細辛が冷えと湿りを払い、桑寄生・杜仲・牛膝が足腰を養い、四物湯と人参・茯苓が気血を補う。15味という多さは、払う・養う・補うの三層構造の反映です。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、腰痛のうち寒湿阻絡かんしつそらくの証で登場します。苓姜朮甘湯・五積散と並べて、冷えと湿りが長く続き、腎虚の要素(だるさ・脚の弱り)も重なってきたときの文脈で書いています。日本では医療用エキス製剤が少ないため、取り扱いのある漢方薬局・医療機関での相談になります。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:五積散ごしゃくさん八味地黄丸はちみじおうがん牛車腎気丸ごしゃじんきがん

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この処方が合うかは、
証で変わります

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東洋医学の視点から言葉にします。

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