RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 頭痛。東洋医学で調べると、こう考えられます
= 頭を養う材料が足りず、しくしくと痛みが続く状態
頭を養うはずの気と血が足りず、栄養が届かないまま鈍い痛みが居座っている——疲れたときや夕方に強くなる頭痛と考えられます。

東洋医学には「不栄則痛」——養われないから痛むという考え方があります。詰まって痛むのではなく、届くものが足りなくて痛む。この証の頭痛はそちらの側です。
あなたは、頭まで届く気血が目減りした状態。重い痛みではなく、しくしくと鈍く続く・疲れると強まる・横になると少し楽になるという形で出ます。忙しかった日の夕方や、生理のあとに悪化しやすいのも特徴です。
つくる力が落ちれば、いちばん高い場所から先に届かなくなる。頭が養われなくなったこの状態を 気血両虚 と呼びます。
気血両虚の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、気血両虚(きけつりょうきょ)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの頭痛がこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、気血を「使いすぎた」か「つくれていない」かのどちらかです。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(気血両虚)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。
灸を足し、刺激は弱くする。熱がこもる証とは、方針が逆になります。

この証の頭痛は「詰まっているから痛い」のではなく「足りないから痛い」タイプ。鍼灸では、消化吸収を担う脾胃のはたらきを助けて気血をつくれる状態に戻し、そのうえで頭へ巡らせる、という順番で組み立てます。なお、頭痛は鍼灸の研究がもっとも積み上がっている領域のひとつです。片頭痛・緊張型頭痛では国際的な系統的レビューがあり、予防を目的とした受け方が検討されてきました。ただし、感じ方には個人差があります。
消耗を戻す方向のため、変化はゆるやかです。はじめの1〜2ヶ月は週1回通う組み立てが一般的です。通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。頭痛の強さ・日中の疲れ方や食欲を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。院は体力の状態をふまえて刺激量を調整してくれるか、回数と費用の見通しを先に示してくれるかで選んでください。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「疲れると鈍い頭痛が出る。立ちくらみもある」。刺激が強いと疲れが出やすい体質であることも、あわせて伝えておくと安心です。
立ちくらみや動悸をともなう場合、貧血など別の原因が背景にあることがあります。施術を始める前に、一度血液検査を受けておくと安心です。感じ方や合う・合わないには個人差があります。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
相談の場で先に聞かれるのは、食欲と便通と月経の量です。

この証には「気を補う」「血を補う」を組み合わせた処方が使われてきました。余分を捌く処方と違い、飲みながら体力そのものを立て直していく構成になります。
補う方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「気血両虚タイプの頭痛と出た」。あわせて、食欲・便通・月経の量、健康診断でヘモグロビンの値を指摘されたことがあるかを伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。山梔子(さんしし)を含む処方(加味帰脾湯)を長く飲み続けると、腸間膜静脈硬化症という腸の血管の障害が起こることがあります。全国調査(222例)では服用5年以上が92.6%を占め、20.8%が最終的に手術に至っていました。長期の連用は避け、定期的に見直してください。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
気血両虚という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「つくって、ためる」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、朝ごはんを抜かず、温かいものを口に入れることから。
食べ物・飲み物消化に負担をかけず、つくる力を助ける食べ方が向きます。よく噛み、温かいものを。
生活リズムこの証で足りないのは休息そのもの。痛みを追いかける前に、日中の消耗を減らします。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では痰濁上擾も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。