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RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は めまい。東洋医学で調べると、こう考えられます

気血両虚きけつりょうきょ

頭を養う気血が足りず、目の前が暗くなる状態

頭まで届く気と血が目減りし、立ち上がった瞬間に養いが追いつかない——疲れたときに強くなる立ちくらみと考えられます。

調べてわかったことSUMMARY
ひとことで気と血が不足し、頭が養われずにふらつきが起きている状態です。
からだの状態脾胃虚弱ひいきょじゃく ── 気血をつくる力そのものが落ちています。
特徴的なサイン立ちくらみ疲れると強まる顔色が青白い動悸・息切れ
整える方向気と血を補い、頭を養う。
01

いま、からだで起きていること

東洋医学では、頭は気と血に養われてはじめて安定すると考えます。支える材料が足りなければ、揺れる——この証のめまいは、そちらの側です。

あなたは、頭まで届く気血が目減りした状態。立ち上がった瞬間に目の前が暗くなる・疲れると強まる・横になると楽になるという形で出ます。ぐるぐる回るというより「くらっとする」「すーっと血の気が引く」と表現されることが多いのが特徴です。

つくる力が落ちれば、いちばん高い場所から先に届かなくなる。頭が養われずに揺らぐこの状態を 気血両虚きけつりょうきょ と呼びます。

気血両虚の人に、よくあらわれるサイン

下にあげたのは、気血両虚きけつりょうきょ)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたのめまいがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。

立ちくらみ・目の前が暗くなる疲れると強まる・夕方に悪化顔色が青白い・つやがない動悸・息切れ疲れやすい・だるい食が細い眠りが浅い・夢が多い舌の色が淡い
02

なぜ、この状態に傾くのか

多くは、気血を「使いすぎた」か「つくれていない」かのどちらかです。

  1. 01食が細い・欠食気血は食べたものからつくられます。朝を抜く、麺やパンだけで済ませる日が続くと、頭まで回る分が残りません。
  2. 02月経量が多い・慢性の出血血そのものが失われる状態が続くと、頭を養う分まで回らなくなります。
  3. 03働きすぎ・休めていない回復の時間を取らずに走り続けると、貯金を切り崩し続けることになります。
  4. 04出産・大きな病気のあと気血を一度に消耗したあとは、この状態に傾きやすくなります。
  5. 05極端な食事制限急なダイエットは材料そのものを断つことになり、この状態を招きやすくなります。
03

整えかた ── あなたに合うアプローチ

検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。

いま取れる方法は2つ。あなたの証(気血両虚きけつりょうきょ)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。

01鍼灸院で施術を受ける

施術のあと、ベッドから起きるのは段階的に。

くらっとしやすい体質だと、最初に伝えておいてください。

この証のめまいは「上がりすぎて揺れる」のではなく「足りなくて揺れる」タイプ。鍼灸では、消化吸収を担う脾胃ひいのはたらきを助けて気血をつくれる状態に戻し、そのうえで頭へ巡らせる、という順番で組み立てます。なお、めまい全般について鍼灸の系統的レビューは見当たりません。ここに書くのは「効くという根拠」ではなく、東洋医学が揺れをどう読むかという考え方です。

施術では、こんなことをします

  • お腹と背中、足を使う足三里あしさんり中脘ちゅうかん脾兪ひゆなど、つくる力を助けるとされるツボが中心。頭は百会ひゃくえをやさしく使う程度にとどめます。
  • 灸を併用することが多い冷えと消耗が背景にあるため、温めるお灸が使われやすい証です。熱がのぼるタイプのめまいとは方針が逆になります。
  • 刺激は弱め、起き上がりはゆっくり体力が落ちている状態では、強い刺激がかえって疲れを呼びます。施術後に立ちくらみが出やすいため、ベッドから起きるときは段階的に。

通う頻度と、院の選び方

消耗を戻す方向のため、変化はゆるやかです。はじめの1〜2ヶ月は週1回通う組み立てが一般的です。通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。めまいそのもの・日中の疲れ方や食欲を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。院は体力の状態をふまえて刺激量を調整してくれるかで選んでください。

予約時に、こう伝えるとスムーズ「立ちくらみがあり、疲れると強くなる」。刺激が強いと疲れが出やすい体質であること、血液検査で貧血を指摘されたことがあるかもあわせて伝えてください。

この証にあてはまる方は、貧血・起立性低血圧・不整脈が背景にあることが少なくありません。施術を始める前に、一度内科で血液検査と血圧・脈の確認を受けておくと安心です。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。

02漢方を相談する

回っているのではなく、足りていない。

気と血を補う処方が、この揺れには使われてきました。

この証には「気を補う」「血を補う」を組み合わせた処方が使われてきました。余分を捌く処方と違い、飲みながら体力そのものを立て直していく構成になります。

この状態に使われてきた処方

帰脾湯きひとう
この証の代表格。ふらつきに、疲れやすさ・食の細さ・眠りの浅さが重なるとき。
補中益気湯ほちゅうえっきとう
気の不足が前に出て、立ちくらみと午後のだるさが強い場合に。
十全大補湯じゅうぜんたいほとう
気血の両方が大きく目減りし、顔色の悪さや冷えをともなうときに挙がります。

相談先は、大きく2つ

  • 漢方薬局・漢方専門の薬剤師じっくり問診して証から組み立てます。種類の幅は広い一方、自費のため月1〜3万円程度かかることも。
  • 漢方にくわしい医師(保険診療)帰脾湯・補中益気湯・十全大補湯はいずれも保険適用のエキス製剤があります。貧血の有無も一緒に調べてもらえるのが利点です。

補う方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。

相談時に、こう伝えるとスムーズ「気血両虚タイプのめまいと出た」。あわせて、食欲・便通・月経の量、健康診断でヘモグロビンや血圧を指摘されたことがあるかを伝えてください。

ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。

ここから先は、ひとりで抱えなくて大丈夫です

気血両虚という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。

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SELF CARE

相談先が決まるまで、今日からできること

キーワードは「つくって、ためる」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、朝ごはんを抜かず、温かいものを口に入れることから。

食べ物・飲み物

気血の材料を、こまめに入れる

消化に負担をかけず、つくる力を助ける食べ方が向きます。水分と塩分も切らさないように。

  • とりたい米・かぼちゃ・なつめ・赤身の肉・レバー・卵・黒豆・ほうれん草・ひじき
  • 控えたい冷たい飲みもの・欠食・極端な糖質制限・食後すぐの濃いお茶やコーヒー
生活リズム

立ち上がり方を、変える

この証は動作のひと工夫で日常の危険が減ります。休息を増やすことと合わせて。

  • やりたい起き上がるときは座って一呼吸置く/昼に15〜20分横になる/こまめに水分をとる
  • 控えたい急に立ち上がる/長時間の立ちっぱなし/空腹での入浴・運動/熱い長風呂
ツボ

つくる力を、下から支える

消化を助けるとされるツボが中心。強く押さず、じんわり温める使い方が向きます。

  • この証に足三里あしさんり(膝の下)・三陰交さんいんこう(内くるぶしの上)・百会ひゃくえ(頭頂)
ツボの位置と押し方を見る →
漢方

選択肢として、知っておく

気血を補う処方が、この状態には使われてきました。購入前に、まず何があるかだけ。

  • この証に帰脾湯きひとう補中益気湯ほちゅうえっきとう十全大補湯じゅうぜんたいほとう
処方ごとの解説を見る →
04

この結果を読むときに

特定の院・特定の薬をすすめる立場ではありませんここに書いたのは「この証で選択肢に挙がりやすいもの」であり、あなたへの指定ではありません。同じ症状でも合うものは人によって変わり、合わない方もいます。
変化は、数週間〜数ヶ月かけて見るもの消耗を取り戻す方向のため、時間がかかります。まず2週間、食事と休息を見直して「日中の疲れ方・食欲・立ちくらみの回数」が動くかを観察してみてください。
こんなときは、まず医療機関へ次のいずれかがあるときは、東洋医学の前にただちに救急受診してください。 ろれつが回らない/物が二重に見える・視野が欠ける/顔や手足のしびれ、力が入らない/立てないほどのふらつき/これまでにない激しい頭痛をともなう/意識を失った。この証では失神との見分けが特に大切です。目の前が真っ暗になって倒れた、意識が飛んだことがある、強い動悸や胸の苦しさをともなう場合は、不整脈など心臓の病気のおそれがあるため循環器内科を受診してください。また、顔色の悪さ・息切れ・爪のもろさをともなう場合は貧血が、黒い便や月経量の急増がある場合は消化管や婦人科からの出血が背景にあることがあります。まず内科で血液検査を受けてください。 標準治療を受けている方は、続けながらご相談ください。 なお、ここに挙げたものがどれも当てはまらなくても、重い病気がないと確かめられたわけではありません。症状が続く、くり返す、だんだん悪くなるという場合は、そのつど医療機関にご相談ください。

※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。

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もうひとつの可能性も、読んでみませんか

今回の結果では腎精不足じんせいぶそくも候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。

別の不調を調べる →