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血にはたらく

七物降下湯しちもつこうかとう

四物湯に3味を足して7つ。血を養いながら高ぶりを降ろす、昭和生まれの処方。

七物降下湯(しちもつこうかとう)のイメージ

処方の骨格 ── 7

この処方に甘草は含まれません。

01この処方の考え方

漢方医学の大家・大塚敬節が、自身の高血圧にともなう症状のために昭和期に組んだ、漢方としてはきわめて新しい処方です。土台のうるおい(血)が足りないまま、上だけが高ぶってのぼせ・ふらつきが出る──その両方に同時に手を打つ設計です。

血を養う四物湯(当帰・芍薬・川芎・地黄)に、高ぶりを鎮める釣藤鈎、支える黄耆、下の熱を抑える黄柏の3味を加えて「七物」。補いながら降ろすという方向が、名前にそのまま入っています。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、頭痛のうち肝陽上亢かんようじょうこうの証で登場します。釣藤散・抑肝散と並べて、下のうるおい不足が土台にあるタイプの選択肢として書いています。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:釣藤散ちょうとうさん抑肝散よくかんさん四物湯しもつとう

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この処方が合うかは、
証で変わります

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