日本の多施設調査(患者2,180名・14,039回の施術)では、有害事象は6.03%。最も多かったのは刺した場所の皮下出血・あざ(2.64%)で、この調査では感染や重篤な事象の報告はありませんでした。
いっぽう国際的な集積では、重篤な有害事象は患者1万人あたり約0.55件と推定され、繰り返し報告されているのは気胸です。「ゼロではない」が誠実な答えになります。なお、使い捨て鍼が現在の標準です。
施術の前に、必ず伝えること
- 抗凝固薬・抗血小板薬(血をさらさらにする薬)を飲んでいる
- 出血しやすい体質・病気がある
- 妊娠している、または可能性がある
- ペースメーカーなどの医療機器を使っている
- 皮膚に炎症や感染がある
出典
- 小川卓良ほか, Med Acupunct 2017(PMID 28736592)
- White A, Acupunct Med 2004(PMID 15551936)
このページは一般的な情報の整理で、医療上の診断ではありません。個別の判断は、医師・薬剤師・施術者にご相談ください。
